■関東地区学生生活連絡協議会が目指すもの

関東地区学生生活連絡協議会(以下「生連協」)は、私立大学36校と1団体(現独立行政法人日本学生支援機構、当時(財)学徒援護会)がアルバイト問題等を討議するため、1965年(昭和40年)に「東京地区学生アルバイト対策協議会」として発足しました。

 

現在、会員校数75大学が加盟し、「会員各校間との連絡協議を通して、学生個々人の素質や個性に即し、より豊かな学生生活を送ることができるよう支援することを目的」とし、各種事業を展開しています。

 

昨今、大学をめぐる環境は大きく変化しつつあります。4年制大学への進学率は約50%となり、大多数の大学は、日本社会の平均層における最後の学校教育の場として、役割を果たす義務が大きく求められているのです。さらにインターネットの普及等で情報が身の回りにあふれ、学生の周囲にはさまざまな誘惑や悪意が取り巻いていることも否めません。

 

このような中、生連協は各種事業を通して学生支援を続けてきました。歴史ある「夏期合同研修会」「講演会」、そして「通常総会」を通じて交流協議の場を提供。学生関係業務全般に携わる皆様は、本協議会に参加することで教育指導の充実やサービスの在り方等の情報を交換し、さらなる学生支援業務の充実・発展を成し得ていただきたく思います。

 

生連協は、今後も社会の変革に機敏に対応していく活動を行なって参ります。

■主な事業

令和4年度 通常総会の様子(会場:国士舘大学)
令和4年度 通常総会の様子(会場:国士舘大学)

通常総会

 

1年間の事業報告および決算報告、次年度の事業計画等を決定する、生連協活動の核となるものです。

また、講演会も同時開催され、さまざまなアプローチからの学生支援策が提案されます。

講演会の後には懇親会が行なわれます。

 

 

 

 

 

令和4年度 留学生担当者研修会の様子(会場:拓殖大学)
令和4年度 留学生担当者研修会の様子(会場:拓殖大学)

留学生担当者研修会


千葉県私立大学学生支援研究協議会と神奈川県学生生活協議会とのコラボレーションによる、取次申請者資格取得研修を含む研修会。学生支援系部署だけでなく国際・留学関係部署からも参加者があります。
研修会では、東京出入国在留管理局から講師をお招きし、取次申請に関する事項および最近の留学生の入国・在留状況等について情報を提供して頂きます。
終了後は懇親会をおこ行ない、参加者の親睦を深めています。

 

昭和42年度 夏期合同研修会の様子(会場:東洋大学教職員研修所)
昭和42年度 夏期合同研修会の様子(会場:東洋大学教職員研修所)

夏期合同研修会

 
歴史ある夏期合同研修会。
毎年二泊三日で行なわれる夏合宿です。分科会に別れ、それぞれに割り当てられたテーマに対しグループディスカッションを行ないます。最終日に分科会ごとに成果を発表します。
また懇親会を行ない、参加者の親睦を深めています。

 

 

 

令和4年度 研修会・講演会の様子(会場:国士舘大学)
令和4年度 研修会・講演会の様子(会場:国士舘大学)

研修会

 

学生支援のエキスパートの方々からご講演いただき、テーマについて学びます。
講演後は懇親会を行ない、活発な交流と情報交換の場を設けています。

 

 

 

 

 

 

 

ワーキンググループ(作業部会)の活動

 

研修ワーキングの企画等の検討、および留学生担当者研修会などを開催します。

 

 

生連協からの情報

 

生連協だよりの発行(年2回)や、ウェブサイトの運営を通し、活動報告や各種イベントの告知を行ないます。

 

 

年間事業報告書の発行

 

1年間の活動報告をまとめた年間事業報告書を発行します。(毎年4月)

 

 

組織拡大と他団体との交流

 

未加盟校への生連協の紹介や他の学生支援団体との交流を行なっています。